どうもこんちは、Kです。
本日は記事シェアです。
最近またこんな記事を読みました。
日本人が「安い給料」に今も甘んじている大問題 <東洋経済オンライン>
この記事の筆者は、
銀行→外資系コンサル→弁護士
というエリートのようです。
「自分は付加価値高めてステップアップしてきたけど、
キミ達今の低賃金のままでダイジョウブ?」
なんて言葉が聞こえてきました。
日本人は組織に依存する体質。
自力で考えない動かないことが多いです。
昔から民衆が困った時はお上が、将軍様が、と他力でなんとかしてくれると思っていたところが大きいと思う。
いつでも正義のヒーローが助けてくれると信じ、自力で解決しようとはしない。
終身雇用で正社員になれれば会社が守ってくれて安泰。
年金や福祉も国頼りで、黙って従っていればなんとかしてもらえると思っている。
犯罪に対しても国が守ってくれないと嘆くばかり。
そういう従順で勤勉な国民を求めて、教育してきたのが日本の支配者のやり方であったと思う。
教育では行政や生き方に対しては詳しくは絶対に教えない。
政治に無関心なように教育する。
税金等もすべて給料から自動的に搾取され無関心さを加速させる。
投票率も下がり支配者の思うがまま。
安定の正社員、安定を求めての公務員志望、年金。教育保育も無償化。
この状況は資本主義民主主義より、統治者の言いなりで守ってもらえる共産主義専制主義の方を望んでいる人が多いと思う。
記事の前半の指摘は鋭い指摘もあるが、後半どうしてそうなるのか。
新味が(実効性も)ないように思う。
「仕事の付加価値を上げる」という命題で、日本ではあまり、というか殆ど語られない事がある。
それは「組織として仕事をする(させる)技術」だと思う。
日本の会社はこれが不足(というか欠如)していると思う。
人間は古来より、集団や組織を作ることで生産性を上げてきた。
水を汲み、火を起こし、畑を作ることを個別にやるよりも集まって行った方が効率がよい。
今日の社会では大半の仕事は組織的に行われる。
ゲイツもジョブズも1人であそこまで成れたのではない。
規模の大きな組織の中では一般に、局所最適化は全体最適化にはならない。
一個人の給料が上がっても「日本人の給料」は上がらない。
日本の組織は個人に頼りすぎ、組織として動く力が弱いように思う。
「会社を変えるのは困難だから自分を変える」に安住している限り、「組織として動く力」は成長しない。
自分は、組織論を話すつもりは毛頭ない。
このブログ自体も、あくまで「個」にフォーカスを当てている。
そのため、この記事から学べることは、やっぱり、
「自分自身の稼ぐ力、つけていこうよ」
だと思う。
このご時世、どんな立派な上場企業でも不祥事を起こすし、明日の我が身を会社が死んでも守ってくれる保証なんてない。
いつまでも誰かに依存した人生を生きるのではなく、
少しでも自分の人生を自分の力でドライブする意識を持つ。
個人的に、常に持ち続けたい意識です。
まとまりありませんが、今日はこの辺で。w
ではでは!