どーもこんちは、Kです。
サラリーマンの給料だろうが、副業の収入だろうが、自分で稼いだお金は自己投資に回したいものです。
そんな中、「NISAについて知りたい!」と思ったあなたへ、この記事で分かりやすくまとめていこうと思います。
NISAは上手く使うと、運用で得た利益への税金20%を無くす事ができるとてもお得な制度なんですよ。
知っているか知っていないかで、数年後に大きな差になってくるのが、「NISA口座」の活用です。
投資初心者にとってもメリットがあるので、ぜひこの機会に知っておきましょう。
NISAとは簡単に説明すると、以下の5つです。
1、NISAは「少額投資非課税制度」の事
2、一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAの3種類がある
3、運用で得た利益への税金20%を無くせるのがメリット
4、ただし損すると逆にデメリットが出たり、始めるのに時間がかかるのがネック
5、NISAは楽天証券での開設がおすすめ
上記まとめをそれぞれ紐解きながら、簡単に解説していきます。
目次
そもそもNISAとは?
NISAとは「少額投資非課税制度」のこと
NISAは「Nippon Individual Savings Account」の頭文字の略です。
日本語にすると、「少額投資非課税制度」と言われています。
簡単に言うと、「投資で得た利益に税金がかからない制度」です!
たとえば株や投資信託の利益には約20%の税金がかかりますが、NISAを利用するとその税金がゼロになると考えて下さい。
これから投資を始める人を増やすために国が推進している「お得な制度」というわけです。
NISA=口座(箱)」のイメージが分かりやすい
勘違いしやすいんですが、NISA自体は投資商品ではありません。
NISAは1つの口座であり、「箱」というイメージを持つと分かりやすいです。
NISA口座という箱の中に、いろいろな株や投資信託を自分で入れて運用する、といったイメージです。
2.NISAには3種類ある <一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA>
- 一般NISA:毎年120万円が非課税で期間は5年間。一括で投資しても積立でもOK
- つみたてNISA:積立に特化したNISA。毎年40万が非課税で期間20年。対象商品は厳選して少なめ
- ジュニアNISA:19歳までの子が利用できるNISA。毎年80万が非課税で期間5年。口座管理は親など
NISAの種類は、全部で3つです。
基本は「一般NISA」か「つみたてNISA」で選べばOKです。
コツコツ長期で運用したい方にはつみたてNISAがおすすめですね。非課税期間も20年間ですし。
一般NISAは毎年120万円の非課税枠で期間は5年、つみたてNISAは毎年40万の非課税枠で期間20年。
つまり年間で買える額は一般NISAの方が大きい分、税金がかからない期間はつみたてNISAの方が長いです。
そのため、つみたてNISAの方が圧倒的に長期投資に向いています。
あとは選べる投資商品も異なっていて、一般NISA対応の商品は株や投資信託といった幅広い商品の中から選べます。
一方でつみたてNISAは厳選された商品160本程度のため良い商品は多いです。
自分は個人的に、投資初心者には「つみたてNISA」をオススメします。
3.NISAのメリット <投資で得た利益が非課税になる>
たとえば投資で得た利益を100万円とします。
このうち、20.315%が税金として取られてしまいますので、あなたの手元に残る利益は80万円程度です。
しかしNISAを使うと得た利益に税金がかからないので、あなたは100万円まるまる利益として得る事ができます。気軽に投資を始めてみようというきっかけになると思います。
4.NISAのデメリット
①含み損で課税口座に移るとその時価が新たな取得価格になる
NISAで非課税期間中に値上がりした分については、課税口座に移るタイミングで新しい取得価格となります。
上記のケース1で言うと、当初の購入価格120万円が新しい取得価格150万円になっても、差額30万円については課税されないというわけです。
一方で、購入価格より新しい取得価格が下がっていたケース2ではどうでしょう。
上記のケース2では、購入価格120万円より値下がりしたため、課税口座に移るタイミングで取得価格が100万円になりました。
するとその後、130万円に値上がりした際は、新しい取得価格100万円との差額30万円が課税されてしまいます。もともとの購入価格は120万円だったので、本来は10万円しか課税されないはずなのに、30万円が課税対象になってしまうのは、なんだか悲しいです。
このように、含み損を抱えたまま課税口座に移ると、その時価が新たな取得価格になってしまうので注意が必要です。
つまり、マイナスで5年経ってしまうとNISAのメリットがまったく活かせないと言うことになります。。
②始めるまでに時間かかる
NISA口座は税務署の審査なども必要なので、開設までに時間がかかります。
口座開設自体は無料で出来るので、気になったら先に申請だけしておくのがベター。。
③NISA口座は1人1つしか作れない
NISA口座は基本、1人1つしか作る事ができません。
そのため、複数の金融機関では開設できず、どこか1つを選ぶ必要があります。
特にメガバンクなどでの投資信託商品は手数料が高いのも多いので、ネット証券での開設がベターですね。
④非課税枠の再利用ができない
NISAは年間120万円の非課税枠があります。
この枠は使いきりです。その年に購入した株や投資信託を年内に売却し、空いた枠を再利用する事はできません。これは初心者の方からよく質問が来るので、よく確認してください。
また年間の非課税投資枠の未使用分は、翌年以降に繰り越せないので、これもご注意。
⑤特定口座ならできる損益通算は不可!
損益通算とは?
例えば、A投資信託で10万円損した時に、B投資信託で10万円利益が出ていれば損失と利益を相殺して税金の還付を受けられます。これは、異なる証券会社の口座同士でも可能。
しかし、普段使用する特定・一般口座とNISA口座での損益通算はできません。また、損失の繰越控除(3年間)もできません。この話はいくらゴネても融通が利かない点なので、事前に知っておく必要があります。
5.NISAの始め方|楽天証券での開設がおすすめ!
1、楽天証券で総合口座を開設する
2、NISA口座開設の書類を請求
3、書類に記入して送付
4、税務署での審査後、口座開設完了
5、投資信託など商品を購入
NISAは楽天証券で始めるのがおすすめです。
手数料が安い優良な投資商品もあって、評判も上々。
月100円からのつみたても可能で、楽天ポイントも貯まりやすいので自分の周りのでも愛用者多数です。
ネットからの申し込みで開設できるので、さっそくお試しあれ!
先ほども上述した通り、NISA口座は1人1口座なので、「気づいたら他のところで作ってしまった…」なんて事の無いように気をつけてください。
6.NISAでおすすめの投資信託は? <リスクリターンの考え方を知っておく>
NISAで投資信託を選ぶ際には、リスク(値動きの幅)を事前に知っておくのが大切です。
例えば、株式100%のハイリスクハイリターンだと、時には短期間で10%以上の値動きも起こります。自分がびっくりする様な値動きは、基本的にはその方にあったリスク水準とは言えません。そのため、自分に合ったリスクを先に考える必要があります。
大事なのは「どれだけ自分がリスク(値動き)を許容できるか」という考えです。
7.NISAで非課税期間が終わったらどうなる?
NISAの非課税期間が終わり、何も手続きをしないとそのまま通常の口座に移され、その後は課税対象となります。
そのため、選択肢は以下の2つです。
- 非課税期間が終了するまでに売却
- そのまま通常口座(特定口座・一般口座)に移す
大事なのは、非課税期間が終わったらからといってすぐに売却する必要は無いという事です。
売却タイミングで暴落が来ているなら、もちろんそのまま持っておいても構いません。
上記の図を見てください。非課税期間中に値上がりした分については通常口座に移っても結果的には課税されません。もちろん売却時に購入価格より値下がりしていたなら利益が出ないので、そもそも課税はされません。
いずれにせよ、NISAで運用を始めたら売り時は自分でも考えておけると良いですね。
まとめ:【超初心者向け】NISAとは?メリットやデメリット!!
・NISAは「少額投資非課税制度」の事
・一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAの3種類がある
・運用で得た利益への税金20%を無くせるのがメリット
・ただし損すると逆にデメリットが出たり、始めるのに時間がかかるのがネック
・NISAは楽天証券での開設がおすすめ
いかがでしたか?
NISAは利益に税金がかからないというメリットがあるので、運用投資初心者の方にもぜひ試してみて欲しいです。
口座開設から商品の購入までも難しくはないので、簡単に始める事ができます。
貯金ばかりして、挑戦をしないと、「貧乏マインド」が定着してしまいます。
是非とも参考に。
ではでは!