どうも、Kです。
未来に備えてお金を貯めるのはもちろん大切。
最近は貯めるだけでなく、貯めながら増やす、いわゆる「資産運用」の必要性を感じる方が増えています。
そんな方にぜひご利用いただきたいのが、いま注目を集めている「つみたてNISA(積立NISA)」というお得な制度です。
今回は「つみたてNISA(積立NISA)」について解説していきます。
<本日のアジェンダ>
1、つみたてNISA(積立NISA)は何がお得なの?
2、つみたてNISA(積立NISA)はいくらからできるの?
3、つみたてNISA(積立NISA)は誰でもできるの?
4、つみたてNISA(積立NISA)はいつでも解約できるの?
【まとめ】つみたてNISA(積立NISA)はどうやって始めるの?
目次
1、つみたてNISA(積立NISA)は何がお得なの?
低金利で利息がすずめの涙ほどの定期預金では、貯めることはできても増やすことはできません。そこでおすすめなのが投資信託という金融商品への積立投資です。ただし、普通に購入すると運用で増えた分の約20%を税金で取られるというデメリットがあります(100万円増えると約20万円も税金が取られる)。
このデメリットを解消してくれるのが、つみたてNISAという制度なんです。
同じ投資信託への積立投資でも、つみたてNISA制度を利用すると20年間は税金が一切かかりません。2020年に積み立てた分は、2039年までの間であれば、どのタイミングで売却(手持ちの投資信託を換金)しても税金ゼロ。つまり、よりお金を増やしやすいというわけです。
2、つみたてNISA(積立NISA)はいくらからできるの?
100円から積み立てられる金融機関もあります。
金融機関によって異なりますが、もっともハードルが低いところで毎月100円から積立可能です。なお、上限額はどの金融機関を選んでも月3万3333円(年40万円)までとなります。
3、つみたてNISA(積立NISA)は誰でもできるの?
・日本在住
・20歳以上
であれば誰でもNISA口座を開設できます。
日本国内にお住まいの20歳以上の方なら、どなたでもつみたてNISAを利用できます。
貯めながら増やすことに適しているので、とくに20~40代の現役世代の方におすすめとされています。
なお、一般NISAと同時利用はできないので、すでに一般NISA口座をお持ちの方はそちらの解約が必要となります。
一般NISAとは?
- 先行して2014年からスタートした非課税制度
- つみたてNISAと違い年間120万円まで投資できるが、非課税期間は5年と短い
- 「貯めながら増やしたい人」より、「貯まったお金を増やしたい人」向き
- 一般NISAとつみたてNISAの同時利用はできない(自分と配偶者で分けることは可)
4、つみたてNISA(積立NISA)はいつでも解約できるの?
つみたてNISAは、いつでも解約できます。
非課税期間はたっぷり20年ありますが、必ずしも20年間お金が拘束されるわけではありません。
60歳までお金が拘束されてしまうiDeCo(個人型確定拠出年金)と比べて融通がきくので、気軽に始めることができます。
iDeCo(個人型確定拠出年金)とは?
- 主に老後資金を貯めるために国がつくった個人年金制度
- 毎月一定額を積立投資し、増えた分が非課税になるのはつみたてNISAと同じ
- 積み立てた金額が全額所得控除の対象になる(つみたてNISAは対象にならない)
- 60歳になるまで解約不可、お金を引き出すこともできない(つみたてNISAはできる)
【まとめ】つみたてNISA(積立NISA)はどうやって始めるの?
つみたてNISAの始め方はかんたん。あなたがすることは次の3つだけです。
①つみたてNISAを始める金融機関を選ぶ
つみたてNISAを利用するには、銀行や証券会社等で専用の口座を開設する必要があります。ご自身のメインバンクで口座開設するのもひとつの手ですが、「投資信託のラインナップは充実しているか?」「最低積立金額はいくらか?」といった大事なポイントを比較して、より条件がよい金融機関を選ぶことをおすすめします。
②積立投資する投資信託を選ぶ
つみたてNISAでは、金融庁が指定する約170本の投資信託の中から投資先を選びます。この約170本にはそれぞれ個性があり、たとえば「日本国内の225社の株に投資するもの」「アメリカを筆頭とする先進国22カ国の1000社以上の株に投資するもの」などさまざま。商品選びでお悩みの方は、「つみたてNISA商品の選び方」をご覧ください。
③毎月の積立金額を決める
つみたてNISAは、金融機関によって100円から積立可能です。はじめての投資で不安がある方は、無理のない範囲で積み立ててみてはいかがでしょう。慣れてきたら「10年後に100万円貯めたい」など、目標から逆算して積立金額を決めることをおすすめします。
以上、「つみたてNISA(積立NISA)」についての解説でした。
最近はいろんな金融機関から「人生100年時代」と言う声を聞きます。
自分のこれからのために、いろんな意味で自分の「資産」と向き合っていくことが必要だと思います。
ではでは!