こんにちは、こんばんは、KENです。
今日は「目的」と「目標」の違いについて思ったことを伝えていきたいと思います。
最近こんな記事を読みました。
「目標」と「目的」の違いは... MBA取得のラガーマン俳優・廣瀬俊朗氏が講義
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00000000-jct-spo&p=1
皆さんは「目標・目的とは何か?」あるいは「目標と目的の意味の違い」を明確に理解していますか?
多くのビジネスの現場では「事業目標」や「部門目標」など、何らかの「目標」が掲げられ、目標達成に向けて日々活動していると思います。自分の会社では、半期、通期で目標管理を上席との面談で行い、毎年年間の個人目標を設定しています。
しかし、もしあなたが「目標と目的の違い」や「目標・目的の意味」を理解できていなければ、あなたが掲げる年間目標は、単なる作業目標となってしまい、いつまでも数字を追いかけるだけの不毛な状態が続くことになってしまいます。
これは、副業を行う上でも同じです。
この記事では、「目標と目的の違い」を理解することで、本業も副業も、単に数字を追いかけるのではなく、自分の仕事の意義・意味を改めて見出せるようになると思います。
目的とは何か?
- 目的の意味を理解する
目的とは何か?と聞かれてなんと答えますか?ネット上にある記事やブログなんかでは、以下のように説明される事が多いように見受けられます。
・目的とは、ゴールのこと
・目的とは、最終的に到達すべきこと
これらの説明だと、「目的」と「最終目標」の違いが明確にならないと思う。
自分が考える「目的」とは、至ってシンプルです。
「目的」とは、
成し遂げたい「内容」のこと。
注意して欲しいのは、目的はゴールでも最終到達地点でもなく、成し遂げたい「内容」である点。おそらく、目的とは「何を」成し遂げたいのか?という「内容」を示したものだと思います。
このことは「目的がない」状態を考えるとより明快になると思います。
「目的がない」状態とは、「何を成し遂げるべきかがわからない」という状態で在り、「ゴールがわからない」というより「何を頑張ればいいかわからない」という状態に考えられます。
目標とは何か?
目標とは「目的(=成し遂げたい内容)の達成水準」のことを言います。
目標は成し遂げたい内容の「達成水準」です。言い換えると、「何を頑張るのか」という進むべき方向を決まるのが「目的」であり、どこまで頑張るのかという達成水準を決めるのが「目標」という事になります。
お気づきだと思いますが、「目標」は「目的」があって初めて設定できるものと言えます。
では、「目的」と「目標」の違いを改めて理解しましょう。
目的と目標の違い
目的とは、何を頑張るのか?という「内容」の話であり、目標とは、どこまで頑張るのか?という「達成水準」の話であることはご理解いただいていると思います。
ということは、「一つの目的」に対して「複数の目標」は存在し得るが、「一つの目標」に対して「複数の目的」が存在し得ないこともご理解いただけると思います。
重要なことですが「目的」無くして「目標」はあり得ません。
働くことで、どのような社会を創りたいのか?どのような価値を提供したいのか?
こおといに対する答えこそが真に働く目的となって、自分自身の存在理由となると思います。
あらゆる情報がデータとして見える化する現在では、つい近視眼的な目的や数値に変換された目標に振り回され、本来の意味や意義を見失いがちだと思います。
そんな時代だからこそ、自分自身の活動や会社員としての活動に対して「真の目的とは何か?」を問い続け、あなた自身にとっての「目的」を胸の奥に秘めながら、副業に励んでいきましょう。
今回は以上となります。
ありがとうございました。